パイオニアブロール
2021年9月15日 Magic: The Gathering コメント (2)ヒストリックでデジタル限定のカードがいつまで作られるかわからないので、思いきってヒストリックからパイオニアにしようというわがままを聞いてもらいやってみることになりました。
少しでもパイオニアをやったことがある方ならもうタイトルの時点でこう思ったのではないでしょうか?「マナファクトなくね?」…と。全くもってその通りでして、パイオニアでまさか多人数戦なんてやるやつが出てくるとは思っていないウィザーズにはさすがに文句は言えませんがまともな2マナ以下のマナファクトなんて秘儀の印鑑か、統率者によってはモックス・アンバーくらいです。ヒストリックはブロール用に精神石や冷鉄の心臓が追加されていることで緑を使わずとも最低限マナ加速できるところを、パイオニアでは緑を使わないと基本的には3→5にジャンプするのがやっとです。緑を含む統率者を使わない場合はそれなりの覚悟と構築を用意することが必要になりそう、というのが現時点でのパイオニアブロールの印象です。
じゃあつまらないんじゃね?と思われる方もいるかもしれませんが実際にやってみるまではわかりませんし、一番の醍醐味としてヒストリックにはない、「基本セット2014から異界月」という地味且つ怪しすぎるラインナップのカードを使うことが出来そうな点が挙げられます。そもそもパイオニアって新しい?ルールではありますが、実は使えるカードプールってけっこう広いんですよね。その割にはアーキタイプの数は少ないです。皆さんご存知の通りカラデシュ以降のカードが(少なくともパイオニアの中では)強すぎるのが問題でしょうか。
僕自身まだ統率者を決めかねている段階で、この範囲のカードを眺めていると懐かしいやら弱い~やらの感想がでてきて楽しいですね。いや本当に弱いカードばっかりなんです!でもそこが面白い。なんならこの「基本セット2014から異界月」限定フォーマットでもいいくらい。どんな遊び方でも、初めて触れるルールのデッキを考える瞬間が一番楽しいです。
各色毎に気になるカードの感想書いた日記も自分の為に書こう。
ではまた。
コメント
マナ加速があまりない=コンボによる理不尽な決着が少ないので、アドバンテージ重視の環境になりそうですね。
カラデシュリマスターでは削られましたが、カラデシュ、あるいはそれ以前のセットにも「怪しい挙動のカード」は多い印象です。そうしたカードにも活躍の場が出てくれば嬉しいですね。
コンボは仰る通り、ないことはありませんが大量にマナが必要だったり、揃えることが難しいカードが何枚か必要だったりであまり現実的ではないかもしれません。基本的にはランプ戦略が中心で、それをコントロールや部族デッキのようなアグロがどこまで押さえ込めるか、という形になりそうです。
本当にストレージでしか見たことないようなカードもこのルールではワンチャンあるかも?と思わせてくれるところが良いところです。